ファイヤージャグリングとスインギング
※アメリカの情報を参考にしています。
ラネゲードは、火を食べたり吹いたりするのは安全ではなく、怪我や、科学薬品による中毒、または死に至ることがあると考えています。このサイトのリンクはお客様のために情報を提供し、ラネゲードジャグリングは、燃料の種類や、あなたの技術にかかわらず、いかなる状況でも火を食べたり吹いたりすることをお勧めしません。
<液体燃料> by Eric Bagai Kerosene
灯油(アメリカではケロシン、イギリスではパラフィンと呼ばれる)はすべての燃料の中で最も安全です。しかし、他の燃料に比べたらと言う意味であり、必ずしも灯油が安全だということではありません。灯油は最も爆発しにくい燃料なので、灯油の入った容器に、火のついたトーチを一瞬浸けて取り出すということもできますが、ゆっくり浸けた場合には当然燃料に着火してしまうのでご注意ください。また、よくあることで、トーチの火が突然燃え上がった時、灯芯が燃えきってしまうのを防ぐため灯油の入った容器に軽くつけて消したりします。この際にも、細心の注意を払い、素早く行うことを心がけてください。
純粋な灯油はそれほど有害ではありませんが、もし皮膚についたら、軽い皮膚炎(皮膚あれ)を起こすこともありますので、すぐにふき取ってください。万一目に入ってしまった場合、水でよく洗い流してください。もし誤って飲み込んでしまっても、無理に吐こうとはせず、消化不良や下痢を起こすのを防ぐため、コップ1〜2杯の水を飲んでください。(燃料が肺に入ると、化学性肺炎を起こし、呼吸困難になります)。
添加剤のない100%純粋な灯油はありません。純粋な灯油は航空用燃料として売られているものしかなく、一般には手に入りません。(1998年12月付けで、一般に売られていたものはExxonの航空ターボ燃料、Mobilのジェット燃料、Pennzoilのタービン燃料(航空用)です)
700〜800種類もの灯油(航空用燃料、石油、ランプオイル)の全ては、かなり有毒な物質である、ベンゼンとナフタを含んでいます。これらの添加剤や合成化学原料は皮膚や粘膜から吸収され、肝臓や腎臓に蓄積されます。直接角膜に悪影響を及ぼすものもあるので、目に入った場合はすぐにまぶたを開けて15分程洗い流し、医者の診断を受けてください。また飲み込んだ場合も、無理に吐こうとせず、すぐに医者の診断を受けるようにしてください。
灯油は大変有毒な燃料であるということにご注意ください。航空用燃料に関する製造業者の安全データシートに100%純粋とかいてあり、容器のラベルに製造元がかいてあれば信頼できるでしょう。しかし、小売用に造られた(55ガロン入の容器)ものは全て大変有毒なものであることを忘れないでください。
ランプオイルは無臭の灯油です。そのため、無害な灯油であると思われる方がいるようですが、嫌な匂いのしないように添加剤を加えているだけであり、有害であることに変わりはありません。ローマオイルは元々は自然にできた燃料であり、ランプオイルには嫌な匂いや煙臭さがありません。しかし、これもまた大変有害なオイルですので、ご注意ください。
Colemanの燃料とライター液(RonsonalとZippo)は、臭いと見た目をコントロールするためのいろいろな添加剤を加えたナフタからできています。灯油ほど煙臭くなく、早く火がつくので、多くのジャグラーに好まれています。しかし、ナフタは灯油よりかなり揮発性が高く、灯油より爆発しやすいなど、大変な危険性を持ち合わせています。高い揮発性のため、容器にはいっているナフタに火がついてしまう危険性もあるため、トーチがくすぶっている間は、容器に近づけないようにしてください。ナフタを使用するときは、トーチを点火する前に少なくとも30秒は待ち、完全に火を消してください。ナフタは質の悪い灯油と同じくらい有害です。
チャコールスターター(Kingsford やWizard)は灯油とナフタからできています。あるジャグラーは、比較的安全に、煙と臭いが少ない火ができるので、Colemanとチャコールスターターが4対1の割合の燃料を好んで使用します。また、同じ効果を得るため、Colemanと灯油を混ぜて使用するジャグラーもいます。
ガソリン、塗装用シンナー、航空用燃料、そして大変揮発性の高い燃料は、大変爆発しやすく、危険かつ有害です。空っぽになったガソリン1ガロン缶に残っているガスは、大きなショックを与えると爆発してしまうこともあります。大変暑くて湿度が高い時、ガソリンのガスがすぐには分散されず、缶のふたをしっかり閉めて保管していても30分は鎮火しません。Colemanとライター液、バーベキュースターターからのガスも同様に爆発しやすい性質があります。灯油とランプオイルは比較的爆発の危険性が低いため、ランプや家庭用暖房器具に使われています。
エチルアルコールは発酵させてつくられます。ビールやワイン、リカーの基本的な原材料として用いられており、比較的安全です。60%以上のアルコールを含む飲料は揮発性が高いので燃料として使うことができますが、炎の威力が小さいのでめったに使用されません。
火を用いるパフォーマーは、Ron Rico Purple Label のラムなどのアルコール度の高いリカーを使います。毒性はありませんが、突然炎が広がる危険性があります。EVERCLEAR
は100% のエチルアルコールですが、時々パフォーマンスに使用されています。揮発性はガソリンと同じくらいあり、突然大きな炎が広がる危険性が高く、危険です。リカーやエチルアルコールの医学的な問題は、吸引したさい、アルコールによって酔っぱらってしまいますので、火を使った演技をしている時にはふさわしくありません。
イソプロピルアルコール(IPO)は、70%のものなら、たいていドラッグストアーで手に入れることができます。炎は低温で、目で確認することは困難なくらいに薄い炎しか生まれません。100%のIPOは印刷業者から購入できます。炎はかなり熱く、明るいですが、ガソリンと同じくらい爆発しやすく、ガスで酔ってしまいます。もし蓋を開けたままにして置いておくと、蒸発するにつれて、空中の水分を吸い、3〜5割ほどが毒性を含んだ水になってしまいます。
<より詳細な燃料情報>
製造業者のデータシート、Manufacturer Safety Data Sheets (MSDS)に関しては http://siri.uvm.edu/msds/を参照してください。
<解毒方法>
特にありません。牛乳やオリーブオイルを飲んだり、バターなどを食ることにより、胃や口の粘膜を覆い、毒を防ぐといわれています。しかし事実を証明する証拠はありませんので、ご注意ください。火を食べる事によって起こる消化不良や下痢を防ぐのに役立つかもしれませんが、毒による害を止める事はできません。いずれの場合も、もし飲んでしまったら、無理に吐こうとせず、すぐに医師の診断を受けてください。
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